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弱虫ペダル NEW GENERATION 円盤特典 SPARE BIKE 東堂尽八6☆ネタバレ注意です

弱虫ペダルの円盤買うのはなんの為?
それは……東堂の為~(*´∇`*)

というわけで、アニメ弱虫ペダル円盤2巻についてきたスペアバイク東堂尽八編、届いてすぐに読みました
最近少々疲れ気味なので、記事を書くのが遅くなってしまいましたが、内容のご紹介&感想です
今までのスペアバイク東堂編では、中学生という事もあり、どこか可愛らしい雰囲気も保っていた東堂ですが、今回はドキッとするくらい、今の“山神”の表情を覗かせていました( ´艸`)

以下ネタバレ入りますのでご注意ください

前回、中学3年になった東堂は、修作に、中学最後の夏に自転車競技部を設立しようと提案されました。
当初断っていた東堂ですが、修作が親の転勤で、高校から他県へ引っ越す事を知ると、修作のその提案に同意するのでした。

今回は、部活設立に向けて動いている様子からスタート。
東堂と修作が、校長先生相手に部活の説明をしている様子が描かれています。
『部活動設立申請書』を校長先生に提出、自転車競技の本や、試合の写真なども見せながら、身振り手振りで語っています。

次に、ザッザッと埃だらけの部屋をほうきで掃いている様子の東堂と修作。
二人ともマスクはしていますが、モヤモヤと、ものすごい埃が舞い上がっています。

床をほうきで掃きながら、ゴホゴホとせき込む修作。
「だいぶ使ってなかったんだな、この倉庫。」

東堂ははたきで、バタバタと棚の上の埃をはらっています。
「文句は言えまい。狭いながらも、機材を置くスペースを提供してもらえたのだ。」

修作「………」
掃除をしている東堂に向き直り、マスクをあごの方へずらして言います。
「ありがとう、尽八‼ おまえのおかげで、こうして部室、借りれて…手続きとか、先生への申請とか説明とか、すげーテキパキで、ムダがなくって、頼りになって、すごくって。ありがとう‼ あらためて言うよ。ありがとう‼」」

東堂「フ、修作…‼」
パタっと掃除の手を止め、東堂もマスクをあごの方へとずらします。
「本当は正式な部として活動発足を目指していたのだがな。残念ながら、仮部の、しかも期間限定の設立となってしまった。受験があるから__と10月末日までだ。今が6月だから__“5か月間”の部活動だよ。とは言え、ああ…中学最後の貴重な時間を費やすことになるな。おまえのせいで__」
修作「ああ‼ 助かる‼」
時間を費やすことになった、おまえのせいで…という東堂の言葉は続いています。
東堂「自転車に‼」

中学最後の貴重な時間を自転車に費やすこととなったと語る、東堂。
最後の“自転車に!!”という際の東堂の目はキリッとしており、その顔つきからはもう幼さは感じられず、山神東堂の顔になっています。

そして次のページは見開きで、東堂と修作が、山並みを背に、一緒に走っている様子が描かれています。

東堂尽八 中学3年
糸川修作 中学3年
5か月だけの
部活動が始まる
中学最後の夏
たった2人の
箱根湯本台中学自転車部___

次のコマでは、中央にどーんと”糸川CYCLE”と書かれたジャージがアップになります。
どうやら二人はその糸川サイクルのジャージを着て走っているようです。
東堂「と……いうか、だな……」「どうにかならんのか、このジャージは‼ これは昨年おまえが大会で着てたヤツだろう。せっかく自転車部の初めての練習日だっていうのに。テンションが下がる‼」
修作「いや~~2枚すぐ揃えられるのがこれしかなくてな。」
目を糸のように細めた顔で修作が言います。
修作「見慣れるとシンプルでいいだろ?」
東堂「せっかく新調したリドレーに乗っているというのに⁉ これではオレのバイクがかわいそうだろ⁉」
修作「見慣れると悪くないんだよ。これがうちのショップジャージ。」
東堂「見てみろ、修作‼ じっくり‼」
修作、見ます。
修作「ん、やっぱり似合ってるよ。」
ビシっと言い切る修作。
東堂「フシ穴か修作…その目は。フシ穴なのか…部活においてユニフォームは大事じゃないのか」
修作「まっててくれ、一応注文はしてるんだ。ジャージてのはすぐにはできない。1か月くらいしたら、手元に届くはずだから。」
東堂「今、この時点で耐えられないという話をしてるのだが?」
修作「まーまー、慣れるって‼」
東堂「ダサいと言ってるのだが⁉」

並んで走っていた東堂ですが、バイクひとつ分くらい後方に下がりつつ、ぶつぶつ言い続けています。
東堂「ああ、耐えられん…今すぐバイクを降りたくなってきた…」
そこに、修作の声。
修作「お、見えてきたぞ。」
東堂「何がだ。」「このダサさがようやくその目にも見えて、分かってきたのか?」
修作「この道だよ、今日の目的地。湯河原川温泉から上の有料道路までぬける、一本道だ‼」

少し後方に下がっていた東堂ですが、再び修作に並びます。
東堂(___‼ 登り‼)

東堂「田舎道だな。」
修作「ああ」
修作「路面はちょっと荒れてるが、交通量が少なくて、自転車にはちょうどいいんだ。」
東堂「ほう」

修作「お店に来るロード乗りの人たちにとっては、お決まりの有名コースで、上まで休みどころの少ない、きついコースだ。」
東堂「ほう‼」
修作の言葉を聞いて、ギラっと東堂の目つきが変わります。
修作(お…‼ 尽八、真剣な目になった‼ その目だよ、やっぱり、せっかく部活やるんだ。本気でやらないと面白くない‼)
東堂「タイムは?速い人でタイムはどれくらいだ?」
修作「8キロある‼ 速い人で__このふもとの『止まれ』の標識から、上の交差点の信号のラインまで、18分台だ‼」
ジャっと、修作の言葉が終わるか終らないかのうちに、前に出て行く東堂。
「わかった‼」と言いなが飛び出していきます。

走りながら東堂は考えます。
(8キロ…‼ 18分…‼)
ゴッと進む東堂。
ハァハァと息も上がり始めます。
(いいだろう‼ そのタイム、超えてみせよう‼)

そんな東堂の様子を見る修作
「速い‼ さっきまでジャージのこと、ゴタゴタ言ってたくせに。登りと知るや、目の色をかえた。そして尋常じゃない速さ。さすがだ、尽八‼ 」「うっく!!離される‼ 離されないぞ‼」
東堂の後を修作も追います。

東堂「いかん、思わず笑みがこぼれる‼ このリドレー、いいフレームだ。しなるし、素直だ。そして、修作の父………‼ ありがたい‼ よく動く‼」
カシャ、カシャン、ジイイイっと、しなやかにギアチェンジしながら、どんどん登っていく東堂。
「いい仕上がりだよ‼ このバイク‼」

東堂がダンシングで登っていくその後ろを、修作も必死に追います。
修作(うあ……もう見えない。くそ~~~)「はー、はー、もぉ~~~‼」
修作は自販機の横に、東堂を見つけます。
(尽八…いた。やっと頂上だ…もうリラックスしてる)
ハァハァと息を切らせています。

修作「どうだった、尽八‼ タイムは?何秒だ?」
東堂のところまでたどり着くなり聞く修作。東堂は静かなままです。
「………。いや……」
と、表情も暗いまま答える東堂に、修作は「あ…」と気遣いを見せます。
「そうかそうか、まぁ、初めての道だしな。はじめてのバイクだし、さすがにムリがある。うん」

東堂「下回れなかったよ」
修作「まぁ………」
東堂「2秒しか」
修作は目を見開きます「え__⁉」
東堂「17分58秒だった…!」

修作「いやいや、え⁉ ひょっとして⁉ コースレコード⁉ え⁉ 記録した⁉」
東堂「記録はしてない。」
修作「ていうか、何でがっかりしてたんだ、尽八」
東堂「30秒は下回ろうと思ったのだがな…。それが達成できなかったから…。イメージはあったのだがな…」
ため息交じりに語る東堂。

修作(すげぇ……すごい…想像以上かも…尽八‼)(早く大会に出したい…‼ こいつを‼)
修作は驚きっぱなしで言います。
「こりゃあ、ジャージの完成も急がないならない‼」

To be continued…

以上がスペアバイク東堂編6です。

東堂、すごいですね
トークも健在ですが、その登坂力の方!
まさに天才的な才能を見せ付けてくれています
この様子だと、確かに、巻ちゃんに出会うまでは、山に敵はいないと言えるくらい強かったのだろうと思ってしまいます。
修作も、早く大会に出したいと、東堂の凄さに惚れこんでいる雰囲気です。
この後、きっと2人で大会に出る事になるんですよね
どんな展開になるのでしょう。
気になるのは、この修作の話を真波に語り始めた時、東堂は一瞬言いよどみ、悲しい表情をしていたという点です。
今のところ何の問題もなく、キラキラした部活の思い出になりそうなのに。
今後の展開で、東堂が悲しい顔をする理由が語られていくのかと思うとちょっと切ないです
続きを読めるのが1ヶ月後とは……
週刊誌に慣れていると、長~く感じます(>。<)
待ち遠しいっ!

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