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結婚記念日 ☆ 誰が誰をお祝いするもの?

  • 2017年11月7日
  • 日常
  • 2件

今日は私と主人の結婚記念日だったりします
ただお互い仕事なので、今夜はせいぜいケーキを買うくらいで、お祝いはまた今度~などと言っております

11月7日にしたのは、その日が当時大安だったのと、「イイナ」と語呂が良いから。ただそれだけです
比べて私の両親の結婚記念日は11月3日の文化の日。
私としては文化の日にしただなんて、らしい日を選んだなと思っています。
結婚してから、そう言えば自分の結婚記念日と両親の結婚記念日が近いなと気づきました。
嬉しく思い、そしていっそ、私も文化の日にすれば良かったかなぁなんて考えも浮かびました。

さて、その結婚記念日についての話なのですが。
そもそも誰が誰をお祝いするのでしょうか?
子供は親をお祝いするものなのでしょうか?
実は今年、うちの両親は50周年、金婚式なのです。
例年特に私から結婚記念日に何か贈る事はありませんでしたが、今年は大きな節目なので。何かするべきだろうと、ずっと考えていました。

旅行や食事を…とも考えたのですが、母が本気で嫌がるのでやめました(母は父と出掛けたがらないので)。
お酒やお花を贈る事も考えました。
ですが、それだと誕生日や父の日母の日とあまり変わらないなぁと行動に移せずにいました。

そこで、姉にたずねてみました
姉から返ってきたメールには、「一瞬何のお祝いの話をしているのか本気で分からなかった」「なんで子供が祝うの?」「お父さんがやらなきゃ意味ない」「今まで祝った事ない」等々の文字が。

確かに。姉の言うことにとも一理ある………
そして姉が何もしない最大の理由に挙げたのが、父に対してこれ以上何かする事はないという事。

確かに。姉や私は父へ誕生日、父の日、バレンタイン etc. プレゼントを贈っています。
ですが、姉も不満を漏らす通り、父からは誕生日やクリスマス、ホワイトデー、何かしてもらった記憶はありません。
小さな頃、ほとんど父とは一緒に住んでいなかった私に、誕生日やクリスマス、父からのプレゼントという名目で配達されてくる贈り物はありました。
でもそれも母の気遣いだったと今は知っています。

親ですから、ここまで育ててもらっていますし、見返りが欲しくてプレゼントを贈っているわけではありませんでしたが。
それでもたまには逆からの贈り物を望む気持ちがあることも確か。
そしてそれがないものだから。何故私達ばかり…という気持ちが出てきてしまうのも否めないのでした。

そして、姉からこの手の話をされるといつも思い出すエピソードがあるのです。
私が大学生の頃。休み時間、携帯に父からの着信履歴を見つけたのです。
父からの電話だなんて珍しい。何だろうとドキドキしながらかけ直すと、電話に出た父に、開口一番「お前の生年月日教えてくれ」と言われたのでした。
今はまた違う解釈も出来ていますが。まだ学生だった当時は、この人、本当に私の誕生日覚えていないんだな…なんて思ったものです。
この出来事、いちいち思い出すという事は、きっと自分の中ではショックだったのでしょう。
今はまあ、本当に忘れているというよりは、念のため確認したかっただけだとは思っています。
ただ、年に一回あるかないかの電話がそんなものだったから。インパクトが強すぎたんですよね

父の印象の為に付け加えておきますが、最近の誕生日は「おめでとう」というメールが届きます。
このおめでとうメール、はじめてもらったのは数年前ですが。
へぇ~、覚えてたんだ!と心底驚き、思わず保護メールにしてしまったので、今もしっかり残っています。
それに、私に子供が出来てからは、やはり孫は可愛いらしく。それこそ誕生日や節句等々、お祝い事は一緒に祝ってくれています(プレゼントも渡してくれます)。
そんな事もあり、父への感謝の気持ち、正直、母への気持ち程ではありませんが、ちゃんと持ち合わせてはいるのです

そんなわけで、父と母の記念日を祝うかどうか。
私としては祝うつもりでいました。
ですが、姉は何もするつもりはないとの事。そして私だけ何かして、姉は何もしないとなるのはバツが悪いのでやめて欲しいというニュアンスの言葉もありました。

その姉の話を主人にすると、今度は主人が、お姉さんの考え方はおかしい!両親のお祝いをスルーするなんて!と言い出す始末
主人の主張も分かります。ですが、我が家のちょいと複雑な過去の事情もあることは確か。
父と一緒に住んでいなかった理由は、何も仕事が忙し過ぎたとか、そんな理由だけではないのです。

姉と主人と自分の気持ちと…色んな板挟みにあっているうちに11月3日は過ぎ、11月7日になってしまいました
“結婚記念日 誰が誰を祝う”なんて言葉でググッてしまったくらい。結局、結婚記念日ってなんなんだ!と考えてしまいました
この時点で、純粋なお祝いの気持ちがどんどん置き去りになっていってると思うので、もうダメダメですよね

そんな今、改めて、自分が結婚する時にもう少し気をまわして、11月3日にすれば良かったと思ってしまうのです。
そうすれば、自分達の結婚記念日に巻き込む形でナチュラルに両親のお祝いも出来たかもしれないと思うのでした

ちなみに私と主人は今日が8周年。両親の50周年と比べると、実に6分の1以下
今日ブログを書きながらその数字を考え始めると、やはり私達の6倍以上の年月、夫婦であり続けてくれた両親を尊敬すると同時に、感謝の気持ちが湧いてきます。

父はともかく、母にはこの気持ちを伝えなければと思います

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