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弱虫ペダルRIDE.506『今泉の願い』☆腐女子フィルター越しまとめ&感想 (ネタバレ注意です!)

私の住んでいる地域では台風が通り過ぎ、空が明るくなってきました台風一過の予感です
しかも今日は木曜日!週刊少年チャンピオン発売日です
今週の週チャンは弱虫ペダルが表紙&巻頭カラーなので、朝から嬉しくてたまりません。
ページを捲れば、雨の中で自転車と共に立つ今泉と御堂筋がカラーで描かれております。
テンションも上がるってものです

そんなカラーページから始まる今週の弱ペダ
何時もながら、さっそく内容や感想に入らせて頂きますので。本誌未読の方はネタバレにご注意ください

バシャアアアと水しぶきをあげながら、小野田が今泉と御堂筋の後を追います。

小野田(今泉くん‼)

ハァハァハァと息を切らしながら、ペダルを回します。

小野田「急な…雨が。目に入る」

片手でぐいっと眼鏡を押し上げるようにしながら目をおさえ、雨粒を拭う小野田。
ですが、その瞬間、ズルっとタイヤが滑ります。

小野田「おっと。おっと」

バシャバシャと水をはじきながら、グラつく車体を鎮める小野田。

何度もグラつきながら、懸命に、坂を下り続けます。

小野田(滑る。視界が悪い。雨は苦手だ。下りも苦手だ。手も滑る…体中のジャージに水が浸み込む。自転車もコントロール効かなくなる。だけど、追いかけるよ‼ 今泉くん)

小野田はハンドルを握る手にぐっと力を込めます。
気迫に満ちた表情で前だけを見つめ、水しぶきをあげながら走ります。

そんな小野田の前方に見えるのは今泉と御堂筋の背中。
距離は出て来ているものの、雨の中でも確実に視界に入るところにいます。

小野田(キツイけど、だけど‼)「はぁッ」

声をあげペダルを回す小野田。
ですが、バシャンと水たまりを通過した際、車体が浮きます。

小野田(はねた。水たまりの中に段差があった。気づかなかった)

ハンドルをぎゅっと握るも、はねた着地時にズルズルとタイヤが滑ってしまいます。

小野田(しまった‼)

小野田が道の端へと滑り込むので、観客も思わず声をあげます。
「きゃあ」
「うお、あぶねっ」

小野田「鎮まれ。鎮まれ」

バシャっと片足をペダルから外して地面につきながら、必死に体勢を戻そうとします。

小野田「あばれないで‼ く‼」

両足を地面につきながら、車体を戻そうとします。

小野田(ボクはいかなきゃならないんだ。前に‼ 今泉くんと一緒に‼)

小野田は今泉が御堂筋を追いかけ始める前に言った言葉を思い出します。

小野田「今泉くん」

今泉「心配すんな、小野田。すぐにヤツをとらえる…そして抜く。だからおまえは、ついてこい。なんとかねばってついてきて、どこでもいい。100m手前でもいい。最後のラインの10㎝手前でもいい。御堂筋を抜け」

小野田( ‼ )

今泉「あの赤い派手好きが、オレたちをここまで運んできてくれた。最後の力を出しきって。あいつの描いた絵空事…笑っちまうような、訳の分からねェ“3人のゴール”。オレたち2人でやってやろう。総北、ワンツーフィニッシュだ‼」

今泉の言葉をドンと受け止める小野田。
小野田(“総北のワンツーフィニッシュ”__‼ 鳴子くんとの“約束”__‼)

インハイがスタートした時の鳴子、散りゆく時の鳴子、そんな鳴子の姿を思い出しながら、小野田はコクっと大きく頷きます。

小野田「うん‼」「うん‼」「わかった‼」

ゴオアアとプレッシャーの上がる小野田。
その様を見届け、今泉は前方の御堂筋をとらえるべく加速を始めます。

今泉「いくぜ、オレは前の御堂筋を抜く‼ 先頭はオレが走る‼」

今泉との会話を思い出しながら、小野田は雨の中を滑りながらも必死に走ります。

小野田(だから‼ ボクは前にいかなきゃならないんだ‼)「鎮まれ、鎮まれ、鎮まれぇ」

ザザザザと道の端ギリギリまで滑りながらコーナーを曲がってゆく小野田。
近づかれた沿道の観客も悲鳴をあげるほど、際どい走りです。

小野田「鎮まった‼」

ペダルから離して地面についていた足を、再びペダルに戻した小野田。
鎮まったという言葉とともに、ぐるぐるぐるとケイデンスを上げて進みます。

去っていく小野田の後姿を見ながら観客が言います。
「ムチャクチャなコーナリングだったぞ、今の。すげ……」
「自転車でドリフト!?」
「わざとじゃないでしょ、さすがに」
「でもさ、今の子、すごい前だけ見て、まっすぐに走ってたね。一生懸命に。なんか見てるこっちが勇気もらえた」

気迫に満ちた表情で雨の中を走る小野田。

小野田(今泉くんも御堂筋くんも速い‼ 全力で追いかけてるけど、どんどん離される。こんなに難しい雨の下りを、すごい速度で走ってる。すごい‼ けれど、雨は体温と共に体力を奪うって。ナーバスな路面が神経を削るって__聞いた)
小野田は手嶋から聞いた話を思い出します。

小野田(ましてや、ここまで3日間走ってきて、3日目の最後の峠__相当に__すごく疲弊してるんじゃないのか。先頭を走ってる2人は‼)

そんな小野田の想いとともに、シーンは先頭の今泉と御堂筋に移ります。

降りしきる雨の中、しのぎを削る両者。

今泉「もうすぐだ」
御堂筋「もうすぐや」
今泉・御堂筋「下りの最後‼」

二人の前方には下りの後に待ち受ける、登り坂が見えてきました。

今泉「御堂筋、疲れたんならブレーキ引いて下がっていいぜ‼」
御堂筋「そらぁ、そっちやろォ、うな泉。ホラ下れぇ‼」

お互い一歩も引きません。

今泉(ついてきてんだろうな、坂道‼ いくぞ‼ 総北ワンツーフィニッシュへ‼)

『◎危険極まりない雨の下りの闘い。魂をぶつけ合う2人の結末は…!?』という文字が躍り、今週はおしまい。

今週はほぼ小野田な回でしたね!
苦手な下り。しかも滑る雨の中。必死に走る小野田の姿は、まさに観客の一人が言っているように、読者の私が勇気をもらうような感じです。
しかも、小野田のその走りの背景にある約束が分かるとめちゃくちゃキュンとします
3人の約束。それを2人でも叶えるって。目指すのは総北のワンツーフィニッシュですって!(≧Д≦)
この形を変えた新たな目標を口に出すのが、鳴子とはいがみ合ってばかりいた今泉というのも良いですよね!
めちゃくちゃ萌えます(*´▽`*)
是非是非是非!実現させてあげたい
頑張れ小野田!頑張れ今泉!って。私も会場入りして声援をおくりたい気持ちです。

今回はキュンとする方が多い回でしたが、先週の今泉対御堂筋がとても面白かったので、もっと二人の闘いを読みたかった気持ちもありました。
次回でいよいよ今泉と御堂筋の決着がつくようで、本当にどうゆう結末になるのだか楽しみでなりません!
こんなにも楽しみでめちゃくちゃ気になるのに!次週はチャンピオン自体が休刊なのですよね……
うーん、待ち遠しい(>。<) あと気になるのは箱学ですよね
この状況で本当に追いつくのでしょうか!?
まあ、追いつくのでしょうけども。
もういいじゃん、総北のワンツーフィニッシュでって。思っちゃいます
総北頑張れ~~~!!

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